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評価と成長の多面性と競技特性を育成教育に

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

個人競技の方が、偶然や多くの他者に左右される要素が少ないので、わかりやすく自分自身に向き合いやすいですね。
個人でのトレーニングの制約も少ないですし、多くの人にとって、良い面も多いのかもしれません。
本文の通り、困難や苦手なものと向き合いながら、今までできなかったことが小さく見えてトライできることもあるかもしれません。
空手のコンタクトは即打撲に繋がってしまいますが、そのことと自分の心や人間関係のバランスを知るのも学びです。

一方で、社会はより多くの他者を伴った複雑系です。
自分自身、サッカーという競技に使った時間とエネルギーは競技実績単独で見るとマイナスの方が大きいです。
しかし、一つの事象を多面的に評価することや客観的になされるとは限らない集団の評価などの学ぶことも多くありました。

例えば、上級者同士で、味方から良い場所に良いタイミングでパスが来れば、まずボールを取られることはありません。
その上のレベルでは、取られそうで取られない所に集団でボールを動かしながら相手の個や組織を崩してしまいます。
技術や体力だけでなく、心理や戦術も含めた高度な融合です。
しかし、誰かが少しミスしたり意地悪すれば崩れます。
個人の利害や気分、プライドなどが絡むと評価はカオスです。

保護者さん自体が競技の細かい所まで知っていることは少なく、せいぜい高校や大学レベルだと思いますが、そういう複雑性や時代の違いも理解して、あまり目先のあれこれで評価しないようになってほしいですね。
子供にはミスする権利も、敗れる権利も、成長が遅滞する権利もあります。
また、空手で敵を倒すことより、自転車に乗れることがもたらすものの方が人生で豊かな時間を増やすでしょう。
そういう部分も含めてスポーツや武道の価値を見てやる必要があります。
己に克つと言いますが、いつも皆が勝てるわけではないことを知るのも学びです。

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