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常識こそが非常識である可能性も考える

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

僕らの頃も四当五落の受験文化は親世代にありました。
勉強したら勉強しただけ成績が良くなる、そういう幻影との距離感は子供の頃の苦しみの一つでした。
勿論、昨今の感覚で言えば嘘ですね。
勉強しないよりは、間違った方法でもやる方がましという程度に過ぎません。
特に大学入学後、就職後に、そういうものの影響は出てくる気がします。

自立支援、疑似家族、これらのユニークな介護での取り組みは人間社会としてはユニークでしょうか?
核家族化という高度文明化社会の穴を埋めるものです。
距離感は難しいものの、先輩とか後輩とか、世代を超えた友情というのも、人間社会において補完的な役割を果たしてきました。

最初のとっかかりがいつも高いハードルになるだけで、一緒に住んだり会うことにはそんなに問題はありません。
時間や空間の距離感が少しばかり昔と違うだけでしょう。

格差社会や一部の貧困化の進む社会中で、行き場のない子供や青年にとっても何らかの価値を創り出せるようになっていくといいですね。
責任問題や利害関係の交通整理が難しいだけで、どこでもやれるでしょう?

気持ちとか知識とか文化とか、人間には遺伝子や生命以外のものを次代に紡ぐ力があります。

僕自身、老人の扱いは得意ではありませんが、

ただ、あの世に行くまでの、暮らす場所。
労働と賃金の授受を果たすところ。

という決めつけを外せば、様々な運営の在り方も見えてくるのかもしれません。

お金さえあれば幸せになれるとか、そういう思い込みを外していくことも大事です。

一方で、お金や科学のありがたみも無視できるものでもありませんが。

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