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バングラ 教育・医療支援30年…建設の看護学校 1期生卒業へ

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福岡「手をつなぐ会」…24日、西南大でシンポジウム

バングラ 教育・医療支援30年…建設の看護学校 1期生卒業へ

バングラデシュの看護学校での戴帽(たいぼう)式(3月撮影、二ノ坂保喜さん)

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バングラデシュの看護学校(二ノ坂保喜さん提供)

 貧困に苦しむバングラデシュで教育や医療の支援に取り組むNPO法人「バングラデシュと手をつなぐ会」(福岡市)が、今年で設立から30年を迎えた。年末には現地に建設した看護学校の1期生が巣立つ。同会代表の医師・二ノ坂保喜さん(68)(同)は「貧しくても一生懸命な姿にひかれ、活動を続けてきた。今後も寄り添いたい」と話す。

 同会の活動は、教育や医療が十分に行き届かない同国の苦境を知った福岡市の女性牧師(故人)が中心となり、1989年に同国西部のカラムディ村に小学校を建設したのが始まり。95年には、医師のいなかった同村に医療施設「母子保健センター」を完成させた。

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二ノ坂保喜さん

 二ノ坂さんは現地で村人の診療を行う中で、医療従事者を育成する必要性を感じた。全国で行う講演会などで募金を集め、建設費約1億円を捻出。2017年には同村近くに看護学校を開校し、年末には1期生約40人が卒業する。二ノ坂さんは「将来の医療を担う人材が育ってうれしい。今後は日本の若者との交流も進めたい」と話す。一方、母子保健センターは今も同会が資金援助しており、「支援を続けるための募金を引き続きお願いしたい」と呼びかけている。

 同会は、30年の歩みを振り返るシンポジウムを24日午後1時から、福岡市早良区の西南学院大で開く。二ノ坂さんや、「国境なき医師団日本」理事で小児外科医の黒崎伸子さんらの講演もある。入場無料。定員300人。問い合わせは「にのさかクリニック」(092・872・1136)へ。

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