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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

エビシューマイの中華クリーム煮

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 私は、都市部から離れた地域の高齢の方を訪問することもあります。その際に「冷凍食品は使い慣れないのであまり購入しない」「購入してもいつも同じ使い方になる」「レンジで温めると硬い」などの話を聞くことがあります。今回使用するエビシューマイも、温め方によっては硬く仕上がってしまい、時間がたって冷めると、さらに硬くなり、かむ力が弱い方には食べにくくなることがあります。

 しかし、おいしく軟らかく調理する方法とともに冷凍食品の使用方法を伝えると、その便利さに気付いてもらえることがあり、いつの間にか冷凍食品を常備するようになった利用者の方もいます。

 在宅では、その地域特性や、その方が最もやりやすい調理方法で作り方を考えることが大切です。電子レンジが苦手ならガス調理、というように臨機応変にレシピを調理していきます。

 このレシピでは、電子レンジを使用せず、鍋を使用した調理方法でご紹介します。もちろん電子レンジでも軟らかく仕上げることができますが、今回のように冷凍のままシューマイを煮込むことでじっくりと火が通り、より軟らかく仕上げることができます。

 野菜類もその季節に応じて食べやすく、軟らかくなるものを選んで使いましょう。

[作り方]

(1) キャベツは芯の部分を取り除き、2cm角の色紙切りなど食べやすい大きさに切る。ニンジンは短冊切り、タマネギは繊維を断ち切る切り方で1cm幅に切る。

(2) 鍋に、分量の水と 顆粒(かりゅう) 中華だしを入れ、(1)を入れて蓋をして10分程度軟らかくなるまで煮る。

(3) (2)が軟らかくなったら、凍ったままのシューマイを加え、さらに5分煮る。

(4) 具材が軟らかくなったら牛乳を加え、沸騰させないように煮込み、塩コショウで味を調える。仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつける。器に盛り、粉パセリ(分量外)をふって出来上がり。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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