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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

はんぺんで軟らかウィンナーソーセージ風

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 「パキン!」とはじけるウィンナーソーセージの皮は、しっかりかむ力のある人にとってはおいしさを感じる要素です。しかし、かむ力の弱い方にとっては、あの皮が食べにくさの原因となることがあります。

 口に入れやすいよう一口大に切れば、もちろん口には入りやすくなりますが、ウィンナーソーセージの皮そのものが薄く、 食塊(しょっかい) (のみ込みやすい (かたまり) )になりにくいため、かみ続けても皮が口に残ってしまいます。食事介助をしている場合には、口の中に物が残っていると、その違和感から、なかなか次の一口が開かず、食事が進まなくなることもあります。

 今回も、はんぺんを利用したレシピですが、タネを作る際にフードプロセッサーは使わず、手でこねます。そのため前回のレシピより粒が残りやすくなる特徴があります。より滑らかにしたい場合は、フードプロセッサーを利用しても構いません。

[作り方]

(1) はんぺんは、ポリ袋の中で、白い粒がなくなるくらいよく潰しておく。鶏ひき肉を加えてさらにもみ込む。はんぺんと鶏肉がよく混ざったら卵を混ぜ入れ、全体をなじませる。チーズは5mm角に切る。

(2) ウィンナーソーセージのような形に作り、(1)のチーズを入れて1本ずつラップに包む(分量で約10本くらいできる)。

(3) 耐熱皿にのせ、電子レンジの底面に割りばしなどを置いて皿との間に隙間を作り、500Wで2分半加熱する(固まっていなければ、様子を見ながら、10秒ずつ追加する)。

(4) 付け合わせのキュウリは、皮をむき、2mmの斜め半月形に切る。1つまみの塩(分量外)を振って5分おき、しんなりさせてから塩分を洗い流して水気を切る。ミニトマトは湯むきして皮を除き、4分の1に切る。

(5) 粗熱のとれた(3)のウィンナーソーセージと(4)の野菜を盛り合わせ、ケチャップを添える。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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