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医療・健康・介護のコラム

[女優・モデル 三吉彩花さん](上)話題映画の主役抜てきでプレッシャー 「求められるすべてに応えなくちゃ、と悩んだ」

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アイドル時代の歌やダンスもプラスに

[女優・モデル 三吉彩花さん](上)話題映画の主役抜てきでプレッシャー 「求められるすべてに応えなくちゃ、と悩んだ」

――今回は、催眠術をかけられ、音楽が聞こえると、所構わずに踊り出してしまうOLという役柄です。予測不能なストーリー展開で、三吉さんのダンスシーンも「こう来るか」と意表を突いたタイミングで挿入されます。ハードな動きも多いのですが、そもそもダンスが得意だった?

 それほどではなかったのです。子どもの頃に少しレッスンを受けた程度です。

――中学生の頃にメンバーとして活動したアイドルユニットの「さくら学院」時代には、歌とダンスの訓練をずいぶんやったと思います。

 そうですね。自分のベースとして、さくら学院時代に歌やダンスを経験したことはプラスになっているなと感じた部分もありました。

ミュージカルが苦手な人の視点で物語構成

――ストーリーは、都会的なコメディータッチで始まり、やがてロードムービー的な展開になります。最初に台本をもらったときには、どう読んだのですか。

 まず、「いろんな方に共感していただける映画になるな」と思いました。それに、ミュージカルが苦手な方もいらっしゃると思いますが、この作品では、苦手な方が「ここで急に歌い出したり、踊り出したりするのはヘンだ」と感じるような視点から、物語が構成されています。矢口監督らしいスタイルだなと思いました。

――確かに、唐突に歌ったり、踊ったりする場面にも、「催眠術のせい」という必然性がありますので、ミュージカル的な展開でも違和感はまったくありませんでした。その分、「 豹変(ひょうへん) キャラ」の役作りには苦労したのではないですか?

 そうですね。監督が主役に思い描く理想像になるべく近づけたかったです。自分で解釈して演じるのではなく、常に「監督はこう思っているだろう」と考えながら役作りをしました。

やしろ優さんは台本から出てきたみたい……

――共演者には、相棒役のやしろ優さん、ちょっと謎な探偵役のムロツヨシさんら、キャラが濃い人が多かったですね。一緒にやってみてどうでしたか?

 矢口監督が私とのバランス感を見たいとのことで、やしろさんの役柄のオーディションから立ち会わせていただいていました。そのときのやしろさんは、台本に書かれたキャラクターが目の前に出てきたみたいでした。それほどイメージとぴったり。だから、クランクインした後も、やしろさんとのからみには何も不安を感じませんでした。

 ムロさんは、画面で見たままの人です。カメラが回っていなくても、みんなのムードを上げてくれたりしています。お芝居の間の取り方とか、セリフを話すトーンも独特なので、共演できて楽しかったですね。

――今回の作品は、海外の映画祭にも出品されます。日本に比べると欧米ではミュージカルへの目は厳しいと思います。

 本当に厳しいです。本場では予算も撮影期間もずっとスケールが大きいですから。でも、カナダのトロント日本映画祭、それに上海国際映画祭などではすごく反応が良かったので安心しました。それ以前に、あまり評判ばかりを気にしないようにしています。

女優・モデル 三吉彩花さん

みよし・あやか
 1996年、埼玉県出身。モデルとして「Seventeen」「25ans」「ELLE Japon」などで広く活躍する傍ら、女優としても映画「グッモーエビアン!」「告白」「旅立ちの島唄 ~十五の春~」などに出演。2019年8月公開の「ダンスウィズミー」(監督・矢口史靖)では、怪しい催眠術にかかり、音楽を聞くと所構わず歌い、踊り出してしまうヒロインをコミカルに好演。海外の映画祭でも高い評価を受けた。

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