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手探りの緩和ケア(1)目標励みに日々生きる

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手探りの緩和ケア(1)目標励みに日々生きる

リレー・フォー・ライフ中津に参加した西原さん(中央)。がん治療の主治医・永田さん(左)やセンター長の武末さんらに手作りの赤飯を振る舞った(武末さん提供)(5月18日)(5月18日)

 雨上がりのグラウンドに笑顔があふれた。今年5月18日、がん患者と家族のためのイベント「リレー・フォー・ライフ」。「歩くリレー」を24時間続け、寄付を呼びかける。各地で催されてきたこのイベントが、初めて大分県中津市で開かれた。

 進行した大腸がんを患う西原ケイ子さん(86)は、誰よりも楽しみにしていた。4月に中津市民病院の緩和ケアセンターに入ってから、イベントへの参加を目標に、体調を整えながら日々を生きてきた。

 激しい風雨に見舞われた午前中、手助けできる家族のない西原さんは、行けるかどうか心配していた。午後に雨がやむと、がん治療の主治医である外科部長の永田茂行さんがひょっこり現れた。

 「先生は私のお助けマン。顔を見るだけで安心する」。西原さんは笑顔になった。永田さんの押す車いすで会場入りすると、テントでリレーを見守り、手作りの赤飯を振る舞った。「目標達成」を祝う感謝の気持ち。「みんなして来てくれて、みんなが楽しんでくれた。それが一番」。西原さんは満足そうだった。

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