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医療・健康・介護のコラム

[フリーアナウンサー 高橋真麻さん](下)趣味は旦那! 「休日が合わないと絶望的な気持ちになります」

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子どもができたら甘やかし過ぎず、自立心を鍛えたい

――もし子どもができたら、どんな母親になりそうですか。

 主人と出会う前までは、子どもができたら「かわいい、かわいい」で、転ばないように、ぶつからないように、ものをのみ込まないように、24時間目を離さない、甘やかす母親になるだろうと思っていました。でも、主人は違う意見で、「子どもにも自我があるから、大人みたいに扱った方がいい」って言うんです。

 転んだときに「痛いでしょ」って言うから「痛い」ってなる。「痛くないでしょ。だいじょうぶ」って言えば自立する、と。

 それを聞いて、確かにそうだなと。主人と出会ってから、子どもの自立心を鍛えるためには、あまり親が干渉せず、甘やかし過ぎない教育をしたいなと思うようになりました。

 でも実際に十月十日、自分のおなかのなかにいて、ようやく出てきた我が子と会ったら、やっぱり甘やかしてしまうような気が……(笑)。

両親は愛情のある厳しさで私を育ててくれた

――ご自身はどんな育てられ方を?

 よく「怒られたことないでしょ。甘やかされて育ったんでしょ」と言われがちなんですが、実は、両親は私をすごく厳しく育てました。もちろん厳しいだけでなく、愛情のある厳しさで、アメとムチの使い分けをうまくしていたと思います。「高橋英樹さんの娘さん」ということで、周りがちやほやする可能性があるからということで、あえて厳しく育てようと思ったようです。

――ご両親はお孫さんについて何かおっしゃっていますか。

 私を産むまでに母は3回流産して、なかなか子宝に恵まれませんでした。子どもがほしいのに、なかなかできないという痛みをよく知っているので、私のプレッシャーになるようなことは一言も言いません。

 今、妊活という言葉が世間に流布して、子どもができなくて苦しんでいる夫婦もたくさんいます。もし私たちに子どもができなかったとしても、「将来、時間ができたら夫婦でいっぱい旅行に行こう」とか、「犬を飼って、子どもみたいに育てよう」と言ってくれる旦那さんだと思うし、そういう夫婦の形もあるかなと思います。

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