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苦しみを減らして、喜びを増やす様々な工夫

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

局所病変への治療(各科によるInterventinal Radiology)、神経ブロック、鎮痛剤、鎮静など、回復が見込めない状況でもある程度和らげる技術があります。
医療集約と再編成の中で、今後はそういう技術が進むのかもしれないですね。

女医の専門科として麻酔科は人気がありますが、外用も含む投薬だけではない診察室完結の技術の意味は大きいです。
これらの技術は放射線科、整形外科も含めた境界領域ですが、総合診療医も含めて、住み分けや制度整備も進むことでしょう。

さて、もう一方で、精神的なもの、社会的なものはこれとは違うアプローチになります。
VRを使った疑似旅行とかニュースにもなってましたが、医療外でのアプローチはこのハイテクのご時世にいくらでもあります。
患者とは、病変を持った一般人に過ぎません。
生きていくことに付随する苦しみをなくすことは不可能ですが、喜びを創出したり、苦しみを紛らわせる手段は幾つかありますし、これからも増えていくでしょう。
記憶をよみがえらせる記録や新しい思い出をつくる疑似体験の技術は今後も進んでいくといいですね。
どうせ技術なんて、軍事とポルノ目的に開発され拡散されるのが宿命ですが、工夫すれば平和や幸福に使う方法もいくらでもあるはずです。

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