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「家」が支え(2)入居者同士 温かな交流

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「家」が支え(2)入居者同士 温かな交流

食堂で昼食のラーメンをつくるカツさん。一人だけで食べることは少ない(仙台市の「愛子ハウス」で)=武藤要撮影

 火災で住まいを失ったカツさん(59)に、「家」が見つかった。足のやけどなどで入院した仙台市の病院から、車で約30分。市郊外の住宅地にある共同居住型住宅「 愛子あやし ハウス」だ。

 昨年8月、カツさんの退院の直前、生活困窮者の居住支援をするNPO法人「ワンファミリー仙台」が運営を始めた。9畳間が14部屋、風呂や食堂などの共有スペースがある。鉄筋の2階建てだが、昔の長屋のイメージだ。

 これまで運営してきた個室型の宿泊施設で、入所者の孤立という課題が見えてきた。だから、互いが交流できる愛子ハウスがつくられた。

 カツさんの同居人は、失業や依存症、障害などの理由で住まいを失った50歳代~80歳代の男性たち。要介護認定を受けた人が3人いる。家族にも友人にも頼れない人たちだ。

 「居心地、サイコー。居心地、オッケー」。上機嫌でカツさんが言う。だが、そこに至るには、人と交わることを受け入れ、暮らしのよさを実感していく日々の積み重ねがあった。

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