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コンゴのエボラ「緊急事態」…死者1600人超

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 【ブダペスト=杉野謙太郎】世界保健機関(WHO)は17日、アフリカ中部・コンゴ民主共和国東部でのエボラ出血熱の流行について、「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。緊急事態の宣言は、中南米で拡大した感染症「ジカ熱」を対象とした2016年以来となる。

 エボラ出血熱は流行宣言の出た昨年8月以降、コンゴ民主共和国の北キブ州などで1600人を超える死者が出ている。WHOはこの日、4回目となる専門家の緊急委員会で協議した結果、緊急事態に相当すると判断した。今月14日、ルワンダ国境に近い大都市のゴマでも感染者が初めて見つかり、感染地域の拡大が懸念されることなどが理由となった。

 一方でWHOは「世界的な脅威ではなく、地域的なもの」とも指摘した。市民の日常生活を守る必要があるとして、各国に国境の閉鎖のほか、人の移動や貿易の制限などは勧めなかった。

 WHOのテドロス・アダノム事務局長は「感染を終わらせるため、私たちはコンゴ民主共和国と連帯し、協力する必要がある」と述べた。

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