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皮膚がん(4)新たな点滴薬 治療に光

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皮膚がん(4)新たな点滴薬 治療に光

点滴を受ける男性(左)に体調を尋ねる永瀬さん

 2週間に1度の点滴は命綱だ。山口県宇部市の団体役員の男性(74)は、メルケル細胞がんという皮膚がんの治療を受けるため、車で片道2時間半の佐賀大病院(佐賀市)に通う。

 男性は2017年8月、右腕の赤いできものに気づいた。痛みもかゆみもないが、気になるので旧知の皮膚科医に相談すると、切除して細胞を調べることに。3か月後の11月に手術が行われたが、できものは約2倍の大きさになっていた。

 「すぐ来てほしい」。10日ほどして、皮膚科医から電話があった。急いで向かった医院で、メルケル細胞がんと告げられた。初めて聞く病名に、状況がすぐにのみ込めなかった。大学病院への転院を勧められ、事の重大さを理解した。

 このがんは頭や顔、腕などに現れる。発症は毎年100人を超える程度で、特定のウイルス感染や紫外線を浴びることなどが関係していると考えられている。最近の研究によって、がんは皮膚の表皮ではなく、その奥の真皮にできることがわかってきた。

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