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皮膚がん(2)紫外線で高まる発症率

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皮膚がん(2)紫外線で高まる発症率

目の下にできた基底細胞がん(堤田さん提供)

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伊藤さん(左)の皮膚を検査する堤田さん

 埼玉県川口市の伊藤チヅさん(82)は、ここ10年ほど、目の下の筋状のできものが気になっていた。下のまぶたに沿って長さ1センチ程度のものだったが、3年前から急に大きくなり、何かの拍子でこすれると血がにじんで痛むようになった。

 昨年11月、目の充血で眼科を受診したのをきっかけに、このできものが、がんだと分かった。紹介先の病院で基底細胞がんと診断された。「何だろうとは思っていたけど、そんな大ごととは」と驚いた。

 このがんは、表皮の下部の基底層に生じる。毛の元になる 毛芽もうが 細胞が、がん化したものと考えられている。皮膚がんの中で最も患者が多く、4分の1を占める。高齢者の発症が中心で、ほとんどが顔にできる。転移は少なく、進行も緩やかで、切除で完治できる。

 とはいえ、放っておくとがんが骨まで達する恐れもある。周囲の正常な組織と境界が不明瞭なタイプもあり、切除は広範囲に深く行わなければならない。特に目の周囲にある時は、目を傷つけないように細心の注意が求められる。

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