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高齢者の貧血(5)背・腰に痛み 骨髄腫診断

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高齢者の貧血(5)背・腰に痛み 骨髄腫診断

主治医の工藤大輔さんから、背骨の状態について説明を受ける小林さん(奥)(6月、東京都北区の東京北医療センターで)

 貧血と、背中や腰の痛み。一見、結びつかない二つの症状は、高齢者に多い血液がんを見つける大きな手がかりになる。

 東京都内に住むビデオカメラマンの小林明夫さん(76)は2017年秋、多発性骨髄腫と診断された。体内に侵入した細菌やウイルスなどから体を守る「抗体」を作る白血球の一つ、「形質細胞」のがんだ。

 症状は全身に及ぶ。がん化した細胞が造る毒素で骨がもろくなり、骨折を繰り返したり、貧血になったりする。がん細胞から異常な抗体(Mタンパク)が造られ、腎臓など様々な臓器にたまり、悪さをする。

 小林さんは年明けから、背中の痛みや、貧血とみられるだるさや疲れやすさを感じていた。市販の湿布薬でごまかしていたが、夏過ぎには、仕事を1時間もすると、痛みとふらつきで座り込むようになった。

 近所の内科で血液検査を受けると、重い貧血と、腎機能の低下がわかり、診断につながった。

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