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高齢者の貧血(3)血液検査後も経過観察

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高齢者の貧血(3)血液検査後も経過観察

夫婦で農作業をする高橋正喜さん(左)(6月、宮城県富谷市で)

 宮城県富谷市の高橋正喜さん(77)は1か月半に1回、近所の「日吉台きむら内科」に通う。院長の木村克巳さんとは、夫婦で営む食堂をたたんで転居して以来、10年ちょっとの付き合いだ。

 糖尿病などの診療と、年2回の定期健診で血液検査を受けてきた。体調も崩さず、近所に借りた畑での農作業に汗を流す毎日を楽しんでいた。

 だが、昨年、思わぬ結果が出た。血液100ミリ・リットルあたりのヘモグロビン値が12グラムだった。ずっと13~14グラムで推移していたのに、軽い貧血になっていた。

 「実はもう一つ気になる点があります」。木村さんが診察室で切り出した。血液を造るために必要な鉄やビタミンB12、葉酸の値は正常だったが、白血球数が基準値より少なかった。

 貧血の多くは身近な医療機関で原因を突き止め、治療もできる。しかし、血液内科の専門医のチェックが必要なケースもある。目安の一つが、複数の血液細胞に問題がある時だ。ヘモグロビンが減る貧血だけでなく、白血球や血小板の値にも問題があれば、血液細胞を造る大もとの骨髄に関わる病気の心配がある。

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