がん新薬の功罪にまつわるエトセトラ 寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受 2019年7月10日 日本核酸医薬学会に来ています。 細胞の中の遺伝子の中の構造、分子さえターゲットに製薬が進んでいるとわかります。 バタフライ効果という言葉がありますが、果たして、人類は局所と全体の構造的矛盾を制御しきれるのか、倫理的な問題を無視してさえ凄く難しいと思います。 オプジーボの小腸炎などの御社記事がありますが、確かにガンは消えたけど、後遺症だらけになったり、別のがんを誘発するのであれば、その治療のもたらす意味が問われます。 逆に、トンデモ医療でも、宗教的な体質改善などがありますが、標準医療や未来の標準医療を目指すラインが変な方向に進まないように、監視する必要があります。 投薬とは、薬物を介した、リスクを伴う体質改善でもあります。 癌という病気はエラー細胞の塊で、その状況を創り出す状況に対しても、あるいはできた癌を発見し治療する方法にも様々なアプローチがあります。 種々の癌に限りませんが様々な要因が絡む病気の出現のメカニズムには、健康に必要なものもあります。 全か悪かで割り切れないのは、人間の本質と相似です。 新薬の本当の影響がわかるには長い時間がかかりますが、それを待てないがん患者さんが沢山います。 その中で、明るいニュースも大事ですが、一方で、それを下支えする制度やSNSなどの使い方に関しても、また記載していただければと思います。 違反報告
がん新薬の功罪にまつわるエトセトラ
寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受
日本核酸医薬学会に来ています。
細胞の中の遺伝子の中の構造、分子さえターゲットに製薬が進んでいるとわかります。
バタフライ効果という言葉がありますが、果たして、人類は局所と全体の構造的矛盾を制御しきれるのか、倫理的な問題を無視してさえ凄く難しいと思います。
オプジーボの小腸炎などの御社記事がありますが、確かにガンは消えたけど、後遺症だらけになったり、別のがんを誘発するのであれば、その治療のもたらす意味が問われます。
逆に、トンデモ医療でも、宗教的な体質改善などがありますが、標準医療や未来の標準医療を目指すラインが変な方向に進まないように、監視する必要があります。
投薬とは、薬物を介した、リスクを伴う体質改善でもあります。
癌という病気はエラー細胞の塊で、その状況を創り出す状況に対しても、あるいはできた癌を発見し治療する方法にも様々なアプローチがあります。
種々の癌に限りませんが様々な要因が絡む病気の出現のメカニズムには、健康に必要なものもあります。
全か悪かで割り切れないのは、人間の本質と相似です。
新薬の本当の影響がわかるには長い時間がかかりますが、それを待てないがん患者さんが沢山います。
その中で、明るいニュースも大事ですが、一方で、それを下支えする制度やSNSなどの使い方に関しても、また記載していただければと思います。
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