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コラム

[女優 羽田美智子さん](下)「絵に描いた幸せ」を追いかけていた……変わった自分「特急から快速に乗り換えた感じ」

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毎朝ラジオ体操、ヨガ、腕立て伏せ40回

[女優 羽田美智子さん](下)「絵に描いた幸せ」を追いかけていた……変わった自分「特急から快速に乗り換えた感じ」

――体力維持のためにしていることは?

 毎朝、ラジオ体操の第1、第2と、ユーチューブを見ながらのヨガ、そして腕立て伏せを40回やっています。運動すると、いろんな気づきがありますね。「足が痛いのはなぜだろう。昨日ヒール履いていたから、筋がこんなに痛いんだな」とか。

 呼吸が浅いことにも気づきます。ストレス社会で、緊張する時間が本当に多いんです。自分の車で移動するので、運転中は事故を起こさないように緊張するし、現場のメンバーが初対面だとまた緊張、カメラが回ったり、舞台に上がったりすればもっとです。

 ですから、意識的にリラックスする時間を持つようにしています。自宅でごはんを作る時間もリラックスタイムで、気持ちの切り替えになっています。

――休日はどう過ごしていますか。

 マッサージ、ネイルサロン、美容室……結局、次の仕事の準備です。あとは、友達とスッピンで会ってゴロゴロするだけとか。

 「幸せだな」と思う時間も、年齢とともに変わりました。若いときは、誰に会ったか、どんなに楽しいことをしたかとか、キラキラした時間を過ごすことが幸福と思っていました。そこは卒業できて、今は気の置けない友達とゲラゲラ笑ったり、俳優仲間と健康談議したり、日常のさりげないところに幸せが潜んでいると思うようになりました。

 若いころは特急列車。早く目的地に着こうとしていました。今は乗り換えて、準急か、快速列車で生きている感じです。70代、80代になったら各駅停車に乗り換えて、もっと日常にフォーカスして幸せを感じることが増えるんだろうなと思います。

「無理しなくていいんだな」と

――2年前に離婚されて、人生観は変わりましたか。

 それまでは、やはり、「絵に描いた幸せ」をずっとずっと追いかけていたのかなって思うんです。みんなが幸せだと思うものをつかみたかったんですね。でも、それをつかんだ後、自分は世間の常識、大多数の人の物差しに合わせて生きていたんだなと、痛感しました。「無理しなくていいんだな」と今は思っています。

――充実していますか。

 あせらない自分がいる。それがすごくいいなと思います。何か、妙にあせりを感じて、人と比べて「自分ひとりだけが不幸だ」なんて思ってしまう時期がありますが、今はそういうこともなく、すごくゆるっとしていられます。

――今後の主な仕事の予定は?

 秋に久しぶりに舞台の仕事があるので、それを、自分の中で「成功したな」と思うところまで持っていきたいですね。あとは羽田甚商店絡みでイベントが盛りだくさんあって、それだけで年内終わってしまうので、その中で出会った人とどれだけ喜びを共有できるか、ですね。あとはもう流れに身を任せて、いつも笑っていたいです。

羽田美智子さん

はだ・みちこ
 1968年、茨城県生まれ。88年、デビュー。テレビドラマ、映画、舞台、CM、ナビゲーターなどで活躍。94年、映画「RAMPO」のヒロイン役で日本アカデミー賞新人俳優賞など受賞。刑事ドラマシリーズ「おかしな刑事」「特捜9」(どちらもテレビ朝日系)に出演。2019年4月、セレクトオンラインショップ「羽田甚商店」を正式オープン。出演する舞台「不機嫌な女神たち プラス1」が10月19日(土)より東京、愛知、大阪、福岡の4都市にて上演。また映画「駅までの道をおしえて」が10月18日(金)より公開。

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