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コラム

[女優 羽田美智子さん](上)「私、6代目・羽田甚蔵です」 実家の店をネットショップで復活

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 テレビドラマや映画など、第一線で活躍を続ける実力派女優の羽田美智子さん。今年4月、自身が選び抜いた商品を販売するオンラインショップ「 ()()(じん) 商店」をオープンさせました。多忙な中、畑違いの仕事に取り組んだわけや、50代を迎えての健康管理、生き方などを語ってくれました。(聞き手・藤田勝、撮影・武田裕介)

[女優 羽田美智子さん](上)「私、6代目・羽田甚蔵です」 実家の店をネットショップで復活

旅ロケで聞いた全国の職人さんたちの生の声

――羽田甚商店がオープンして2か月あまり。反響は想像以上ですか。

 想定内です(笑)。ゆっくりと広がっていけばいいなと思っていたので。

――女優業で多忙な中、なぜオンラインショップを?

 昨年50歳になりました、女優を30年やってきましたが、心の声として、もうひとつ何かやりたいことがあるような気がしていました。

 実家が商売をやっていて、もともと人と人をつなぐことが嫌いじゃないですし、20代、30代のころは、旅もののロケがすごく多くて、全国の職人さんのダイレクトな声をたくさん聞きました。すごい思いで、いいものを作ろうと頑張っていて、日本の宝だと思いました。

 でも、そういう方たちが必ずしも販売が上手じゃなくて、つましい暮らしをしていたり、農家も利益の少ない中でコツコツ作ったりしている。何か世の中間違っている、理不尽だなと感じていました。

 日本は経済大国と言われていましたが、経済が弱くなって、世の中がお金という価値だけでは動かなくなってきた気がします。私なりに日本の国力とか、強みは何だろうって考えたとき、最後に残る日本の良さは、日本人の魂とか、手先の器用さ、勤勉さ、正直さとか。まさに職人さんこそが日本の底力で、そういうメイド・イン・ジャパンのすごさを、世界で広めなきゃいけないと思ったんです。

裏切りたくないから徹底的に

――羽田さんが勧めるなら安心という人も多そうですね。

 京都で情報番組を6年やっていましたが、その中で出会った商品を「すごくいいよ」って紹介すると、そのお店に行列ができて、自分が入れなくなった経験が何回もあります。ある神社について「いいよ」って書いたら、参拝客が増えて、突然エレベーターができて、「これ羽田さんが作ってくれたんだよ」って言われたこともあります。

 日本人のいいところでもあり、悪いところでもあるかもしれないのですが、自分だけではなかなか判断できず、誰かが「いいよ」と言うと安心する面があると思います。でも、それを誰が言うかが大事で、私はみなさんを裏切りたくないから、徹底的に調べて紹介する。そうすると、「この人が言うんだから」と安心して使うことができる。私には、そんな役目もあるのかな、なんて思っています。

――人気のある商品は?

 人気のマーマレード「糸島ジュエル」は、商品が入荷するとすぐに完売になります。自分の味覚で「これは間違いない」と思っていました。それから、しじみのエキスが凝縮しされた小豆島の「しじみの恵み」も好評です。自分もそうですが、世の中がすごく健康志向で、こういう商品の情報を待っている人がいっぱいいるんだなと感じました。いい意味で、食の安全や健康に対して貪欲な時代ですね。

 基本的に私が半年、1年と使っているもの、リピートしているものを扱っています。原材料を調べ、現地も訪れて、納得いくまで生産者にしつこく質問してしまいます。

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