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支える言語聴覚士(5)子どもに楽しく発音指導

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支える言語聴覚士(5)子どもに楽しく発音指導

「もっとベロを出して」。A君(左)にストローを使って発音の指導をする吉田さん(7日、北九州市で)

 今月7日、北九州市立総合療育センター内の言語聴覚室。この春、市内の小学校に入学したA君(6)は下校後、苦手なサ行の発音を練習していた。

 「ストローをくわえて、お口を小さくして『う』の口で、『すー』と息を吐いて。せーの――」

 指導するのは、言語聴覚士の吉田美智子さん(50)。A君はストローから息を吐くが、うまくできたり、できなかったり。「もっとベロを出して」。吉田さんのかけ声に合わせて、約40分間、同じ練習を繰り返す。

 A君は、上唇や上顎などが左右に離れた「 口唇口蓋裂こうしんこうがいれつ 」があった。約500人に1人の割合で生まれてくるとされる。離れた部分を手術で合わせたが、発音しにくい言葉があった。

 指導を受けるA君の目の前のテーブルには、35ピースのジグソーパズル。うまく発音できたら1ピースをはめられる。この日、A君は好きな電車の絵柄を選んだ。「楽しく頑張れるように心がけている」と吉田さん。

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