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支える言語聴覚士(4)補聴器 高齢者に安心感

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支える言語聴覚士(4)補聴器 高齢者に安心感

「男の人が海で釣りをしている」と言語聴覚士(右)が言うと、それに合った絵カードを指さす男性(6日、横浜市で)

 「こんなもの、いらないよ!」。横浜市の会社社長の男性(73)は、怒って席を立つほど、補聴器をつけるのを嫌がった。

 男性は自宅近くの介護老人保健施設「リハビリポート横浜」に通い、失語症などのリハビリを受けていた。中等度の難聴で、言語聴覚士が補聴器を勧めると、激しく抵抗した。「ちょっと我慢すれば慣れるから」。妻(68)がなだめて、ようやく使うようになった。

 2016年2月、仕事の打ち合わせに向かう途中、駅のホームから線路に落ちた。頭を強く打ち、救急搬送された。脳挫傷や急性硬膜下血腫などで3か月間入院。病院でのリハビリを経て、この施設に通い始めた。

 だが、リハビリはスムーズには進まなかった。スタッフから説明を受けても「分かりません」を繰り返す。妻とスタッフが話していると、いらだちを隠せず、「もういい、終わり」と声を荒らげる。情緒面や集中力で不安定さが目立った。

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