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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

滑らかマッシュポテトでポテトムース風

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 先週ご紹介した「滑らかマッシュポテト」を利用したレシピです。

 暑くなってきて、食欲が低下しがちな方に、「ムースやゼリーなど、口当たりの良いものをすすめてみてはどうでしょう」とお話しすることがあります。けれど「甘いゼリーやプリンが苦手で…」といわれることも多くあります。一般にムースやゼリーというと甘いデザートをイメージしがちですが、ムースは甘いものとは限りません。今回はマッシュポテトを牛乳で伸ばしたものをゼラチンで固めてムース風に仕上げます。

 ジャガイモ自体に粘度があるので、ゼラチンは規定量より控えめにします。さらに、コンソメの冷たいあんかけをかけることで食べやすさが増します。例えば、口が乾燥しがちな方にはあんかけが唾液代わりとなり、のどの通りをよくします。あんとムースをよく混ぜれば、少し緩めのペースト状にもなります。このように、一つの料理でも食べ方や食べさせ方を変えるだけで、多くの方に楽しんでいただくこともあります。

 甘いゼリーやムースが苦手、といった方に「ポテトムース風」をおすすめしてみてはいかがでしょうか。

[作り方]

(1) 分量の水にゼラチンを振り入れ、ふやかしておく。

(2) 滑らかマッシュポテトと牛乳を弱火にかけ、スープ状にする。マッシュポテトの塊がなくなり、鍋肌がふつふつとしてきたら火を止めて、(1)のふやかしたゼラチンを入れてよく混ぜる。

(3) 器に流し入れ、3時間ほど冷やす。

(4) コンソメあんを作る。分量のお湯とコンソメをよく混ぜ、コンソメが溶けたらとろみ材を加えながらよく混ぜる。とろみがつくまで数分かかるので、5分ほどたったらもう一度よく混ぜ、冷蔵庫で冷やす

(5) (3)のムースに(4)のあんをかけて出来上がり。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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