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危ない子どもの熱中症 体温上昇、脱水しやすく…水分補給のコツと対処法
先月後半から急に暑くなってきました。熱中症のニュースも、ちらほら耳にします。熱中症といえば、夏真っ盛りのイメージかもしれません。ですが、熱中症のリスクは、ただ気温が高いことだけではありません。湿度が高いと発症しやすく、また、体がまだ暑さに慣れていない時期もリスクは高くなります。
これらの条件がそろい始めるのが、この季節。梅雨の合間の晴れ間や梅雨明けあたりからは、特に注意が必要です。消防庁によると、記録的猛暑となった昨年は、全国で過去最多の9万5000人超(5~9月)が熱中症になり、救急搬送されました。患者数を見ると、6月後半から増え始め、7月がピークとなっています。
熱中症といえば、高齢者のイメージが強いかもしれません。実際、昨年、熱中症で救急搬送された方の年齢も、65歳以上が48%と約半数を占めています。ただ、その一方で、子どももまた、熱中症にかかりやすいことを知っていただきたいと思います。今回は子どもの熱中症について、小学校入学前までの小さな子ども、小学校入学後の子ども、それぞれについて、予防を中心にお話しします。
予防は保護者次第
子どもは、体温を調節する機能が未熟で、汗を出す 孔 (汗腺)も十分に発達していないため、大人と比べ、体温が上がりやすいのです。また、体に占める水分の割合が大人よりも大きく、代謝が活発なため、汗や尿として体から出る水分も多いという特徴があります。そのため、脱水になりやすいことも、熱中症のリスクになります。
もう一つ、強調しておきたい点があります。子どもの中でも、特に小学生以上の場合に、重症化しやすいことです。前述した昨年のデータでも、熱中症で救急搬送に至った子どもの多くは7~17歳で、全年齢の14%。これに対し、7歳未満は1%でした。乳幼児は保護者が見守っていて、無理させないことが多いためと考えられますが、言い換えれば、乳幼児の熱中症予防は保護者にゆだねられているともいえます。
地表からの照り返しで高温に
まず、小学校入学前までの子ども特有の注意点を、いくつかお伝えします。まず、大人より背が低いため、同じ場所にいても、大人よりも地表からの照り返しを強く受けます。ベビーカーに乗っている子どもも同じです。夏のアスファルトからの照り返しは、非常に高温になります。ベビーカーには、直射日光から子どもを守る 覆 いが必須ですが、それだけでは熱をさえぎることができないわけです。
また、小さな子どもは体の不調を正確に訴えることができず、遊びに夢中になるとギリギリまで無理をしてしまうため、熱中症のサインに気づくのが遅れがちです。休憩や水分補給は、本人任せではなく、大人が20~30分ごとに促すことが必要です。
意外とありがちなのは、子どもの熱中症を心配しているうちに、保護者自身のケアが後回しになってしまうケースです。お母さん、お父さん自身も、水分摂取や体の冷却を忘れないでくださいね。
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寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受
熱中症予防のためには外でのスポーツや仕事をしなければいいのですが、そういうわけにもいかず、さじ加減が難しいですね。 ステップやさじ加減は重要です...
熱中症予防のためには外でのスポーツや仕事をしなければいいのですが、そういうわけにもいかず、さじ加減が難しいですね。
ステップやさじ加減は重要ですが、ある程度慣れることも学びや成長です。
輸液の基本ですが、塩分と水分は体内でセットで動くことが多いので、摂取の仕方も重要になります。
塩分と水分の制限は心不全の一部で治療の基本になる一方で、血液の浸透圧を保つ成分として大事です。
牛乳に関して、詳細は不明ですが、タンパクや脂質が同じく血漿成分や凝固・抗凝固成分の材料となることでしょうか?
実際、そういう意味でも、医学的に掘り下げて考えてみるべき項目なのかもしれません。
今は、血圧管理の一環として、単純な減塩が推奨されていますが、摂食したものが全て消化されて体内に取り込まれるわけではなく、漬物なんかが塩分やミネラル、微量元素の徐放剤として機能しているとすれば、熱中症や血栓症、心筋梗塞などの発症や予防のメカニズムに影響を与えてくるのかもしれません。
運動後の熱中症に関しては、修復プロセスでの水分や塩分の消費も勘案して摂取する必要があります。
水分を多めにとる方が腎臓の負担を減らしますし、休息や食事・サプリの考え方も大事になります。
また、地震が起こりました。
熊本地震の時も血栓症が問題になりましたが、心身のストレスも含めて、熱中症や血栓症とどう向かい合っていくのか?
関係無いようで、人の心や体のシステムには相似がありますから、様々な研究と予防策を考えていく必要があります。
必ずしも、塩分を敵視しない発想で動く方が、より多くの人を巻き込んでいい方向に向かうのではないかと思います。
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