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ゲーム依存と回復(1)「ゲーマー」認められ好転

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ゲーム依存と回復(1)「ゲーマー」認められ好転

インターネットに接続したパソコンを使い、楽しむオンラインゲーム=林陽一撮影

 ゲーム画面の中で、疾走する戦闘服の女性戦士が、次々に敵を倒していく。小さな島で100人が最後の1人になるまで戦う。

 近畿地方に住む公立中学校2年生のA君(13)は、世界で2億人が遊ぶこのオンラインゲームを得意とする。ゲームを通じて、幅広い世代に友人を広げた。だが、かつては、自分の世界に引きこもっていた。

 A君がゲームにのめり込んだのは、2016年、私立小学校5年生の夏休み。長い時は1日15時間、架空の建物や街をつくるゲームに熱中した。やがて学校も休みがちに。母(48)には、「勉強についていけなくなり、劣等感で開いた心の穴にゲームがすっぽり入り込んだ」ように見えた。

 6年生の1学期。母は、未明までゲームをしてフラフラのA君を無理やり起こし、車で学校に送った。父(53)がゲーム機を取り上げると、A君は泣きわめいた。父が隠したゲーム機を見つけ出し、また没頭した。ゲームで得られる達成感だけが、自分を肯定してくれる唯一の“味方”。父とは言葉も交わさなくなった。

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