松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
切り昆布の煮物
小学校栄養士の松丸奨です。今日は、副菜として小鉢にぴったりの料理「切り昆布の煮物」のご紹介です。
うま味成分が豊富に含まれている昆布。乾燥昆布は、だしをとる時の材料として重宝していますが、生の切り昆布は、食材としてもおいしくいただくことができます。
実はこの料理、常備菜としても優秀なんです。実際に何度も作ってみて、保存容器に入れておいて気づきました。一晩、冷蔵庫でおいた方がおいしいんです。昆布が軟らかくトロッと変身するのです。もちろん出来立てもおいしいですよ。ただ、味がまろやかにまとまるような感じです。
そんな昆布には、水溶性食物繊維の一種である、アルギン酸やフコダインが含まれており、血圧の調整に効果的といわれています。便秘の予防効果も期待できます。
「このような煮物を食べると、健康になりそうだなぁ」といつも思います。同じく思うのはヒジキの煮物! 海藻類には健康のイメージがありますよね。実際におなかの調子を整えたい時によく食べます。おいしく食べて健康維持、今日もいただきます!
[作り方]
(1) ゴボウは斜めスライス、ジャガイモは拍子木切り、ニンジンはいちょう切りにする。
(2) 鍋かフライパンを熱し、ゴマ油を入れてから中火で2分、鶏肉と野菜をいためる。
(3) 切り昆布(生)と(A)の調味料を入れて、落とし蓋をして、中火で5分~10分煮て完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
【関連記事】