文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

モロヘイヤとツナのあえ物

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 食材の中には、天然のとろみがそのまま介護食になるものがあります。

 これから旬を迎えるモロヘイヤもその食材のひとつです。ゆでて刻むとぬめりが出てくるのですが、ゆで方にもポイントがあります。葉も茎も食べられる野菜ですが、葉のみを使用し、長めにゆでて軟らかくしましょう。軟らかくゆでて刻むことで、他の材料とうまく絡まり、口の中でばらけずにのみ込めるようにお手伝いをしてくれます。硬めにゆでてしまうとぬめりが弱く、口触りも悪いため、食べにくさにつながることがあります。

 今回のレシピでは、油漬けのツナ缶と混ぜることで油脂も加わり、のみ込みやすさがアップするだけでなく、たんぱく質も摂取できます。ツナの水煮缶を使用するときは、ゴマ油を多めに加えるとのど越しが良くなります。

 ご飯や豆腐にかけたり、そうめんの汁に入れてもおいしく食べることができるので、介護が必要な方以外にもお勧めできるレシピです。

 野菜の王様といわれるほど栄養に富んだ旬のモロヘイヤを、食べやすく調理して楽しんでみませんか。

[作り方]

(1) モロヘイヤは茎と葉に分け、沸騰した湯に塩(分量外)を加えて、葉のみを1分程度ゆでる(硬さを確認しながらゆでる)。ゆであがったらザルにあげて水にさらし、水気を絞り、細かく刻む。(A)の調味料を混ぜ合わせておく。

(2) ボウルにツナ缶を油ごと加え、合わせておいた(A)の調味料、(1)のモロヘイヤを混ぜる。

(3) しっかり混ざったら出来上がり。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

itou-140-200

伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」の一覧を見る

最新記事