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コラム

[元SKE48 矢方美紀さん](下)母の反対を押し切り一人暮らし SKE48の仲間は今も応援してくれる

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カエルを捕って遊んでいた子ども時代

――大分での子ども時代は、どんな思い出がありますか。

 親戚が食用の牛を飼っていて、牧草を大きな白いビニールテープで巻いて、大きなマシュマロみたいにして置いてあるんです。梅雨時は、そこにカエルがたくさんくっつくので、捕まえて遊んでいました。マシュマロみたいなのを積みあげた一番上によじ登って、そこでお菓子を食べたりもしていました。車で30分走らないとコンビニがないようなところで育ったので、山、川、虫、祖父母というのが、私にとっての大分の定番のイメージです。

――アイドルより声優になりたかったのですね。

 母が漫画やアニメが好きで、個人経営のスーパーの端っこにあったレンタルのVHSビデオをよく借りてきてくれて、弟と一緒に見ていました。小5のとき、それまではキャラクターが「かっこいい」「かわいい」と思って見ていたのに、あるアニメ作品を見て、声に注目するようになりました。少年の声を女性がやっていて、魅力を感じました。小学校の文集にも「声優になりたい」と書きました。

感動を伝える難しさや喜び SKE48で学ぶ

――SKE48での「アイドル」経験は、どんなものでしたか。

 SKE48に入ったのは、先輩のプロフィールを見たら、何人か声優志望の人がいたからです。「そうか、アイドルから声優を目指すこともできるんだ」と思いました。グループにいたとき、声優の基礎をしっかり学ぶことはありませんでしたが、お客さんにパフォーマンスをして感動を伝える難しさ、それが伝わったときの喜びなどを知ることができました。そうした経験は、これからの声優の仕事にも生きてくると思います。

 私が病気を公表して、一時は落ち込んでいたファンの方もいましたが、今は、私が声優を目指して前向きに活動しているのを見て、今後に期待してくれるようになりました。早く、その期待に応えたいです。

――声優としての仕事の予定は?

 来年、中京テレビで放送予定のアニメ「シキザクラ」に出演します。名古屋のアニメ文化は、まだ全国区ではないですが、これをきっかけに盛り上げていきたいです。名古屋に住んで10年目ですが、東海3県というのも、結束力があって魅力的な地域だと思います。そこにアニメ文化をプラスしていきたいです。

――どんな声優になりたいですか。

 「これしかできない」とか、「こういきたい」と決めたくありません。どんな仕事でも、ちゃんと追求して伝えられる人になりたいです。声は人間性も出ます。年齢を問わず、「矢方さんって、こういう人なんだ」と知ってもらえるようになりたいです。

 名古屋では街中で時々、「矢方さんですか」って声をかけられます。そんなとき、「ちょっと今、プライベートなので」というのが私は嫌いで、「そーなんです!」って答えるんです(笑)。応援してくれる人と、そんな仲良しの関係を作っていきたいです。名古屋の大須商店街のおじいちゃん、おばあちゃんとは仲良しで、いつも応援してくれています。

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