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保育園で石綿対策せず改修工事…園児いる時間帯

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 長野県飯田市の私立保育園で昨年12月、園児や職員がいる時間帯にアスベスト(石綿)飛散のおそれがある改修工事が行われていたことがわかった。園は県に作業の届け出をしておらず、大気汚染防止法に基づき、県の行政指導を受けた。今のところ、園児らから健康被害の報告はないという。

 保育園を運営する社会福祉法人によると、工事は市内の業者2社が昨年12月20、21日に実施。園舎2階天井裏の改修工事で鉄骨に石綿が吹き付けられているにもかかわらず、飛散防止対策をせずに天井板をはがし、周囲に飛散させた可能性がある。当時、園内には園児約120人と職員約30人がいたという。

 石綿は、吸い込むと15~50年程度の潜伏期間を経て中皮腫や肺がんなどを引き起こすおそれがあるとされる。園では、今後被害が出た場合の対応などを保護者と協議しているという。

 同法人は「不勉強だった。大事なお子さんを預かっている立場として大変申し訳ない」と話している。

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