文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療大全

医療大全

新型出生前検査(1)妊娠中から障害に準備

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 「検査で陽性の結果が出た時どうするか、意見が食い違うなら受けないことにしよう」

 新型出生前検査を受ける前、東京都内に住むメイミさん(38)夫婦は、まずそう決めた。

 この検査は、妊婦から採血し、血液中に混じる胎児のDNAを調べて、ダウン症など3種類の染色体の病気を推定する。陽性なら詳しい検査に進み、確定すれば重い決断を迫られる。

 「介護福祉芸人」を名乗り活動するメイミさんは、福祉施設で漫談などを披露しながら、障害のある人ともふれあってきた。新型検査に関心を持ったのは「病気がわかれば事前に準備ができる」と思ったからだ。

この記事は読者会員限定です。

読売新聞の購読者は、読者会員登録(無料)をしていただくと閲覧できます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療大全の一覧を見る

最新記事