文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

ニュース・解説

胸の痛み「すぐ受診を」 心筋梗塞の予防訴え……「いわて健康塾」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

伊藤智範・岩手医大教授が講演

胸の痛み「すぐ受診を」 心筋梗塞の予防訴え……「いわて健康塾」

 専門医が健康法や病気の治療法を紹介する「いわて健康塾」が12日、盛岡市大通のアートホテル盛岡(旧ホテル東日本盛岡)で開かれ、岩手医大の伊藤智範教授(53)が心筋 梗塞(こうそく) をテーマに講演した=写真=。伊藤教授は前兆となる狭心症や予防のための生活習慣を紹介し、「前触れを感じた時は我慢せず、すぐに病院を受診してほしい」と訴えた。

 「その痛み、心筋梗塞の危険信号かも! ~いのちを救う予防と治療、専門家が教えます」と題した講演に、約140人が参加した。

 心筋梗塞は、血管が詰まって心臓の一部が動かなくなる状態。岩手医大が患者約1000人を対象に行った調査では、約半数が発症前の1か月以内に前兆となる症状があった。その一つとなる狭心症は、血管が細くなって心臓に酸素が送られず、胸の痛みや圧迫感、腕や肩、あごの痛みなどの症状が出る。

「狭心症の段階で治せば死亡率は低くなる」

id=20190513-027-OYTEI50011,rev=2,headline=false,link=true,float=left,lineFeed=true

心筋梗塞の前兆を感じた時点で受診する大切さを強調する伊藤教授(12日、盛岡市で)

 伊藤教授は「心筋梗塞になると、多くの人が病院に到着する前に亡くなってしまう」と、その危険性を指摘しつつ、「狭心症の段階で治療すれば死亡率は極めて低くなる。思い当たることがあれば、すぐ病院に来てほしい」と早期発見の重要性を強調した。

 また、肥満や糖尿病の人は発症リスクが高まるため、カロリー制限だけでなく、糖分や塩分、脂質を抑え、たんぱく質不足を補う食事を取るよう呼びかけた。

 参加した盛岡市西青山、村井俊夫さん(85)は「食生活や運動習慣など自分の問題を自覚し、反省する良い機会になった」と話した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事