文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

本ヨミドク堂

コラム

『本当に必要な「ゆるスクワット」と「かかと落とし」』 中村幸男著

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック
『本当に必要な「ゆるスクワット」と「かかと落とし」』 中村幸男著

 「元気で長生きするためには、『筋トレ』だけでなく、『骨トレ』も重要」と強調するのは、米国ハーバード大学を経て、現在は信州大学医学部講師として骨粗しょう症などを専門とする著者=写真=。

 年を重ねて、転んだり、骨を折ったりすることが多くなるのは、下半身の筋力の衰えと、骨量(骨に含まれるカルシウムなどミネラルの量)の低下が主な原因とされる。そこで、筋肉と骨の量を増やす適度な運動として提唱するのが、「ゆるスクワット」と「かかと落とし」だ。

 二つの運動のどちらかだけではなく、両方やることにより、筋骨バランスをとることに着目したのがポイント。

id=20190513-027-OYTEI50008,rev=16,headline=false,link=true,float=left,lineFeed=true

 ゆるスクワットは、いすや壁を使って腰を上下させる運動。筋肉量の多い太ももに適度な負荷をかける。

 かかと落としは、かかとを上げたり、ジャンプしたりして、足をストンと地面に着けるだけ。かかとの骨に衝撃を与えることで、骨粗しょう症を防ぐ効果もある。

 いずれの運動も、特別な器具はいらず、いつでも、どこでも気軽にできる。単なるハウツー本ではなく、運動の効用を科学的なデータを交えて説明しているので、頭でも納得できる。

 さらに、筋肉量と骨量を増やすための食材、料理も紹介している。健康寿命を延ばしたい人には必見の書と言えそうだ。

 (小学館 1000円、税別)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

本ヨミドク堂

本ヨミドク堂
ヨミドクター編集室が注目する新刊書を紹介します。医療、健康、介護、福祉関連の書籍を幅広く取り上げていきます。

本ヨミドク堂の一覧を見る

最新記事