医療ルネサンス
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医療ルネサンス
若い人の白血病(4)「仲間がいる」情報発信
「再発がつらかった」
「既に知識があるから余計にそう感じたよね」
高校3年生の時に急性リンパ性白血病を発症した熊耳さんは治療中、「元気になった人はいるのか。治療後、どう過ごしているのか」と気になった。インターネットなどで調べると、闘病体験は出てくるが、治療後の生活をうかがえるものは見つからなかった。
同世代のがん患者に向けて情報を発信しようと、2009年、入院先の患者仲間らとスタンドアップを設立した。現在の参加者は約680人。患者の今を伝える記事などが載った無料情報誌を年1回発行する。東京都内で3か月に1回、交流会も開き、メンバー同士で復学や就職、恋愛の相談に乗るなどしている。
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