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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

タラのカレーピカタ

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は、タラを使った料理「タラのカレーピカタ」のご紹介です。

 タラは身が軟らかく、あっさりしているため、高齢者に好まれる魚です。100gあたり17.6gのたんぱく質を含む(日本食品標準成分表)ので、たんぱく質の摂取源として適しています。しかし、100gあたりのカロリーは77kcalと、カレイやタイなどほかの白身魚と比べて低いため、タラをメインにした食事は低エネルギーになりがちです。

 今回のように、生クリームや卵を使用したピカタにアレンジすることで、エネルギーをアップすることができます。

 付け合わせのニンジンのグラッセは、作り置きをしておくと、簡単に食卓やお皿の彩りを増やすことができます。

 少量でもおなかがいっぱいになってしまう方に食事を提供する際は、このように、おかずの種類を増やすよりもエネルギーのアップで工夫すると、食べる側の気持ちの負担を減らすことができるのではないでしょうか。

[作り方]

(1) タラは皮と骨を取り除き、1切れを二つに切る。塩、コショウ、酒をふりかけ、10分くらい置く。出てきた水分はキッチンペーパーなどで軽くふき取る。

(2) バットなどに(A)の材料をよく混ぜ合わせておく(卵液)。

(3) (B)を混ぜ合わせたものを(1)のタラに薄くまぶす。

(4) フライパンに油を引いて熱し、(3)のタラを(2)の卵液にくぐらせて並べ入れ、余った卵液もタラにかける。途中、上下返しながら弱火~中火で焼く。

(5) 付け合わせのアスパラは根元の硬い部分を切り落とし、下から1/3の部分の皮をむく。繊維を断ち切るように斜め切りにし、軟らかくゆでる。ニンジンは5mm幅の輪切りにしてなべに入れ、ひたひた程度の水を加えてゆでる。軟らかくなってから(C)の材料を加えて、水気がなくなるまで煮詰める。

(6) タラと、付け合わせの野菜を盛り付け、お好みでケチャップをかける。

 ※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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