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気になるほくろ、取ってもいい?

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皮膚がんでないか確認

気になるほくろ、取ってもいい?
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  ほくろが気になるんだ。取ってもいいの?

 ヨミドック 普通のほくろなら構いませんが、皮膚がんの恐れもあるので、見極める必要があります。

  皮膚がん?

  皮膚にできるがんの総称で、国内では毎年2万人以上が発症します。「ほくろのがん」とも呼ばれるメラノーマ(悪性黒色腫)や、日光の当たる所にできやすい「基底細胞がん」などは、ほくろと間違いやすい。メラノーマはほかの皮膚がんに比べて転移しやすいと言われています。

  怖いね。どこで区別するの?

  素人が判断するのは難しいですが、メラノーマは〈1〉形が左右対称ではない〈2〉色に濃淡があり不均一〈3〉縁がギザギザしている〈4〉直径6ミリ以上――などの特徴があります。皮膚科専門医に診てもらってください。急に色や形が変わった時や知らないうちに大きくなった場合も要注意。日本人は、足の裏や手足の爪などにできることが多いですが、どこにでもできるので、年1回は全身のほくろに変化がないかチェックしたいですね。

  基底細胞がんは、どんながん?

  転移はほとんどしませんが、放置すると周囲の組織を壊しながら進行します。高齢者の顔に起きることが多い病気で、やはり早期発見、早期治療が大切です。

  ほくろだったら、取りたいんだけど。

  まずは皮膚科の専門医に相談し、皮膚がんではないことを確認してください。「ダーモスコピー」という拡大鏡で検査をすると、ほぼ正確に判断できます。皮膚がんでなかったら、皮膚科のほか、形成外科や美容外科などで取ってくれます。外科的に切り取るほか、電気メスや炭酸ガスレーザーで焼く方法も。ほくろの形や位置、大きさなどで施術方法を判断します。

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  おじいちゃんの背中にもほくろのようなものがいっぱいあったな。

  「脂漏性角化症」という老人性のいぼかもしれません。気になるなら、液体窒素で凍らせて取ることができます。

 (森井雄一/取材協力=山本明史・埼玉医大教授、大原国章・赤坂虎の門クリニック皮膚科医師)

 ヨミドックは読売新聞の医療サイト・ヨミドクターのお医者さんキャラクターです。

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