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元プロ野球選手 角盈男さん

一病息災

[元プロ野球選手 角盈男さん]前立腺がん(3)手術せず放射線治療に

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[元プロ野球選手 角盈男さん]前立腺がん(3)手術せず放射線治療に

 前立腺がんであることを公表すると、治療法など様々な情報が寄せられた。手術と放射線治療などがあり、放射線治療にも選択肢があった。気になったのは、手術後の合併症として、尿漏れが起こることだった。

 「手術だと心配だし、入院すると、仕事で周りに迷惑をかける。放射線治療なら通院で大丈夫という。中でも重粒子線治療が良さそうに思えた」

 重粒子線治療は放射線治療の一つで、エックス線などによる従来の放射線治療と違い、正常細胞へのダメージを最小限に抑えられ、がん細胞を効果的にたたくことができる。千葉県内の病院を受診すると、その治療の前に半年間、ホルモン療法を行うことになった。前立腺がんの進行に影響する男性ホルモンを注射や飲み薬で抑制する治療だ。

 「ホットフラッシュが出て、女性に全く興味がなくなった」。ホットフラッシュは代表的な副作用で、ほてりや発汗などが起きる。

 約3か月後、「トモセラピー」という装置を使った放射線治療が、排尿トラブルが少ない可能性があると聞き、重粒子線治療はやめることにした。トモセラピーはコンピューター制御で、がん細胞にピンポイントで放射線を照射できる。

 1回約30分間の治療を計15回にわたって受けると、腫瘍マーカーであるPSA(前立腺特異抗原)の値は大きく下がった。

 

  元プロ野球選手  角盈男(すみみつお) さん(62)

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