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街で障害のある人と出会ったら~共生社会のマナー

コラム

車いす使用者と出会った 介助者とばかり話していませんか?

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移動のお手伝い 「すみません」の連呼は避けて

狭い場所では、車いす使用者のひじなどが人や壁にぶつからないよう、注意してください

狭い場所では、車いす使用者のひじなどが人や壁にぶつからないよう、注意してください

 車いす使用者の顔の位置は、立っている人の胸のあたりになります。人ごみや混雑した通路、エレベーター内などでは、周囲の人が持っているかばんが、車いす使用者の顔の前にくることがあります。顔や頭にぶつからないように気を付けましょう。

 また、車いすを押すお手伝いをする際、人ごみや狭い通路を通過するときは、ひじ掛け(アームレスト)からひじなどが出ていると、人や壁にぶつかる可能性があります。危険なので、声をかけ、腕をアームレストの内側に入れてもらいましょう。

 人の多い場所を通るときや、エレベーター、電車に乗り込むとき、お手伝いしている人が、周囲に対し、「すみません。通ります」などと声をかけることがあります。しかし、「すみません」を連呼しすぎると、車いす使用者が「多くの人に迷惑をかけている」と感じ、恐縮してしまうことがあります。「すみません」ではなく、「ありがとうございます」など、その場にいる全ての人が気持ちよくなるような声かけを心がけましょう。

 障害のある人のニーズや困りごとは多様です。ひとくくりに考えず、ぜひ、対話から始めるようにしてくださいね。(冨樫正義 サービス介助士インストラクター)

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冨樫正義(とがし・まさよし)

 1973年、埼玉県生まれ。桜美林大学大学院卒(老年学研究科修士号)。日本サッカー協会 施設委員。法律事務所、不動産関係会社、人事コンサルタント、専門学校講師を経て、現在、サービス介助士、防災介助士、認知症介助士などを認定・運営する団体「公益財団法人日本ケアフィット共育機構」(0120‐0610‐64)のインストラクターとして、年間50社以上の企業対象研修を担当するほか、企業のバリアフリー・ユニバーサルデザインのコンサルティングも行う。

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