ウェルネスとーく
医療・健康・介護のコラム
[タレント 磯山さやかさん](下)「常磐線で茨城に入ると体調が良くなる」 東京五輪は「子どもと見る」予定だったけど…
「タッチ」の世界と違った現実 口癖は「すみませんでした」
――漫画「タッチ」にあこがれてマネジャーになったんですね。野球部のマネジャーと言えば浅倉南。あこがれでしたが、現実にはありえないですね。新体操部もやりながらマネジャーなんて無理だし、実際のマネジャーは、南ちゃんのように部員を励ますというより、陰で支える感じで、全然キラキラした世界じゃなかったです。
炎天下で、よくやったなと思います。ノック中はボール拾いもするんですが、転がってきたボールをよけたつもりで、よく当たっていました。上下関係など社会勉強もさせてもらいました。「すみませんでした」が私の口癖でしたね。
――プロ野球も詳しいですね。13年ぐらい前、ヤクルトの公認女子マネジャーを務めて、それ以来のヤクルト・ファンです。今年もキャンプを見に行き、取材しました。茨城には巨人ファンが多いし、兄も巨人ファンです。巨人は常に強くあってほしいですね。「常に紳士たれ」という雰囲気もかっこいいです。家にたとえれば、ヤクルトがアットホームな一軒家なら、巨人は高層マンションという感じですね。
――イチロー選手の引退、どう思いましたか。28年間の現役生活のうち、メジャーで18年活躍というのはすごいです。いつも当たり前のよう活躍していたので、まだ選手としてメジャーにいるような気がします。平成を駆け抜けた名選手ですね。
――大谷選手への期待は?けがが心配ですが、ザ・スターという感じ。「平成はイチロー、令和は大谷」といわれる選手になって、ワクワクさせてほしいです。日本ではキャンプや球場で遠くから見たことがありますが、ぜひメジャーの試合で見てみたいです。
「30代後半の自分」 どう生きるか、楽しみ
――結婚はどう考えていますか。20代後半には「早くしなきゃ」と思っていましたが、今は「できるならしたいな」に変わりました。「それが長引くと危ないよ」と言われますが、今は生涯独身という選択もある時代。30代後半を自分はどう生きるのか、楽しみです。少し前まで、東京オリンピックは子どもと一緒に見ようと思っていましたが、もうギリギリですね(笑)。
――これからどんな活動を?今は本当に様々なジャンルの仕事をやらせてもらって、ありがたいです。今後もぶれずに、いろいろと挑戦できる人でいたいし、磯山なら任せても大丈夫と思われるタレントでありたいと思います。
いそやま・さやか
1983年、茨城県生まれ。タレント、女優、グラビアアイドル。テレビ、ラジオ、舞台、雑誌などで活躍。高校時代、野球部マネジャーのかたわら、芸能界デビュー。マネジャー経験を生かし、野球関連の仕事も多い。東京ヤクルトスワローズのファン。志村けんさんが座長の舞台「志村魂」には2010年から毎年出演。「いばらき大使」「鉾田大使」として故郷のPRにも努めている。
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