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安楽死

Life

平成から令和への移り変わりは、生前退位をなさったため、混乱もなく大変スムーズで、世の中は、旧時代を振り返り、新時代をお祝いするというムードにあふれていました。
昭和から平成への移り変わりの時も記憶にある身としては、事前に元号(平成)の終わりの日を皆に周知し、計画的に移行することの良さがよくわかりました。

元号の移り変わりと比較するのが適切かわかりませんが、計画性という点で、人生の終末期に入った場合、人の命を日を決めて終わらせる安楽死も、選択肢の1つとしても良いのではないかと考えます。
昨今、見守られることがなく孤独死される方も増えてる中、まだ意識があるうちに、お世話になった人を集めて、感謝の言葉を述べ、皆に見守られながら最期(安楽死)を迎えられることを望む人がいたら、その選択を法で認めても良いのではないかと思います。

以前、安楽死を選択された方とご家族のドキュメンタリーを見ました。賛否両論のある重い決断に、取材を受けてくださり、考えるきっかけを視聴者に与えてくださったご本人とご家族の勇気に敬服しましたが、日本では安楽死が認められてないため、海外でしか安楽死ができず、また遺体を持ち帰れないなど不都合があり、お気の毒にも思いました。

延命治療、安楽死など、人の生死に関わるものは、理屈ではない個人的な価値観に左右され、正解はないと思います。
だから、幅広い選択肢を持たせてあげ、また考えるきっかけを半強制的に与えることも大事かと思います。
昨今、人生100年時代とかで人生の途中に学び直しの機会をなどと言われておりますが、50才か60才の節目で、義務教育に近い半強制的な形で、数時間か数日のクラスに国民を出席させ、死に対する心構えの学び(延命治療、臓器移植についての勉強とそれを受けての意思表示など)などをやったらいかがかと思います。

ただ、何を「延命治療はしない」や「安楽死をする」と言えるのか(回復する見込みのある人の治療放棄や自殺との線引き)というガイドラインもきちんとすべきだと思います。
それと、自分の終末期の選択は自分で選べる権利(安楽死を人から勧められてプレッシャーを受けないこと)も大切だと思います。

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政治経済絡みの幸福と医療の宗教性と多様性

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

社会情勢や人口動態、社会常識、医療レベル、経済レベルが変わってきているのに、法律のくくりが古い、運用の幅が狭いというのは不幸な事ですよね。

一方で、その不幸の構造的問題の解決よりも、日々の問題の解決や逃避行動の方が多くの個人の幸福に合目的的な難しさがあります。
様々な人の利害が絡むとはそういう事です。

小選挙区制の結果、国家ではなく市町村の利益ばかり問われるようになったと、どこかの評論家の意見を読みましたが、同じような部分はあると思います。
民と国家とどちらが主で従かは個々人の意見や所属組織にもよりますが、バランス感覚は大事です。

同じように、社会的枠組みや法律を見直すことによって、不幸や不利益を得る人の存在も理解したうえで、一つ一つやっていくしかないのではないかと思います。

抗癌剤医療なんかも類似の問題ですよね。
癌と戦う、という選択肢に固執し過ぎていないか?

逆に言えば、そういう自由度の高い選択肢を持てる幸福感の多様性の時代なのかもしれません。

そういう価値観をいつまでも持てない事と学んでいくことのどちらが幸福なのかはわかりませんが、経済的豊かさだけで人々は幸せでいられないことに2000年前後あたりに多くの日本人は気付いてしまいました。
戦前戦後から世代がいくつか変わった影響もあるでしょう。

経済力はある種のみじめさから守ってくれますが、一方で、人間関係も含めて、運用の仕方が問われます。
そういうものを学ぶことを放棄したり、先送りすることの意味も問われるわけですけどね。

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