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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

レンコンのとろみスープ

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は、すりおろしたレンコンの程よいとろみで、のみ込みやすいスープのご紹介です。

レンコンやジャガイモなどの、でんぷん質を多く含む食材は、すりおろして加熱すると、とろみが出るという特徴があります。

 このスープは、とろみでのみ込みやすいだけでなく、水分補給にもなります。というのも、すりおろしたレンコンを最後まで感じられるため、自然とすべてのみ干すことができるのです。

 高齢になると、喉の渇きを感じにくくなるほか、水分でむせるようになったり、トイレに行く回数を減らすために水分を控えてしまい、水分不足になっている方もいます。水分不足は体の不調につながりやすいため、注意が必要です。

 ただ、お茶や水などを勧めても飲んでくれないことも多く、介護者が心配のあまり無理に勧めてしまい、少し気まずい雰囲気になることもあります。

 そんな時には水を飲む、という視点を変えて、「汁ごと最後まで飲めるもの」で水分補給をしてみてはいかがでしょうか。そのほか、あんかけ料理や、茶わん蒸しのように水分の多い料理を提供するのもお薦めです。

[作り方]

(1) レンコンは皮をむいて水にさらし、すりおろす。

(2) カニ風味かまぼこは食べやすく切る。小ネギは5mm程度の小口切りにして、ゆでておく。卵は溶きほぐす。

(3) 鍋に水とコンソメを入れて溶かす。そこに(1)のレンコンを入れて火にかける。沸騰するまでは強火にし、そのあと弱火にしてから2分程度煮る。

(4) 塩(分量外)で調味し、カニ風味かまぼこを加えて、火を強める。沸騰してきたら、卵を細く流し入れる。卵がふんわりとなったら火を止める。

(5) 器に盛り付け、小ネギを散らす。

 ※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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