医療大全
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患者の少ないがん(2)おなかに抗がん剤注入
おなかの中にがん細胞を含んだ粘液が広がる、
執刀医の同病院腹膜
米村さんが班長を務めた厚生労働省研究班が、03年1月~16年1月に腹膜偽粘液腫の患者831人に対して行われた手術例をまとめたところ、粘液や腫瘍が肉眼でほぼ切除された場合の5年生存率は8割。切除しきれなかった場合は2~3割という結果だった。全体の7割の患者が温熱化学療法を併用していた。
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