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介護実習生の日本語能力、基準緩和へ…「不合格」でも滞在延長

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介護実習生の日本語能力、基準緩和へ…「不合格」でも滞在延長

 厚生労働省が、介護分野の技能実習生の日本語要件を緩和することで、実習生の受け入れ増加を目指すことが分かった。厚労省が定める基準を改正し、今月中に告示する。実習生は3年以上の経験を積むことで、4月に新設される在留資格「特定技能」の介護分野で働くことが可能になる。

 2017年に始まった介護の技能実習制度では、入国時、日本語能力試験でN1~N5の5段階のうち、2番目に簡単なN4(ややゆっくりの日常会話を理解できる)に合格し、1年後にN3(日常会話を理解できる)に合格できなければ帰国する必要がある。

 新たな基準では、1年後にN3に合格できなくても、さらに2年間の在留を認め、N4のままでも計3年間は滞在できるようになる。ただし、「1年目修了時の介護に関する技能試験に合格」などの条件は維持する。

 昨年10月末現在で来日した実習生は250人程度にとどまっており、1年後にN3合格という条件が厳しいことが原因の一つとされている。厚労省の推計では25年度には約245万人の介護職員が必要になる一方、約34万人が不足すると見込まれている。

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