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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

かみ切りやすいイカでチリソース

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 前回のイカを使用したアレンジレシピのご紹介です。

 重曹に漬けたイカを使用するので、イカは軟らかい食感ですが、さらに、イカのいため物を軟らかく仕上げるポイントがあります。片栗粉をまぶしたイカを、熱湯にさっとくぐらせ、チリソースの中で合わせる程度にいためると、とても軟らかく仕上がります。

 イカには縦と横に繊維が走っており、その繊維が加熱によって収縮するため、加熱をし過ぎると縮んで硬くなります。下ゆでをしておくことで、加熱時間の短縮につながり、硬くなりにくくなります。

 軟らかく処理した食材と、ちょっとした調理のコツを合わせることで、より食べやすくなります。チリソースだけでなく、八宝菜などのいため物にもアレンジ可能です。

 かみやすい食材や調理法は、高齢の方だけでなく、親知らずを抜歯した後など、お口のトラブルの際にも利用できます。

[作り方]

(1) 重曹水に 浸漬(しんせき) したイカは、水でやさしく洗って水気をふき取り、一口大に切る。ネギはみじん切りにする。

(2) (A)の材料を混ぜ合わせて、(1)のイカに絡めて10~15分おき、下味をつける。沸騰した湯に入れ、再沸騰したらすぐにザルに上げて水気を切る。

(3) フライパンに油、(1)のネギ、ショウガ、ニンニク、 豆板醤(とうばんじゃん) を入れ、弱火で香りが立つまでいためる。

(4) (B)の材料を加えて中火にし、よく混ぜ合わせ、(2)のイカを加えて、とろみがついたら器に盛り、軟らかくゆでたブロッコリーなどを添えて出来上がり。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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