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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

かみ切りやすいイカの酢みそかけ

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回も重曹を使用したレシピのご紹介です。今回の食材は「イカ」です。

 「イカ」のような弾力のある食べ物はかみ切りにくく、食べにくいものです。細かく隠し包丁を入れ、1口大に切るという方法もイカを食べやすくする方法として有効ですが、今回は、身の軟らかい冷凍ロールイカを使用し、格子状に切れ目を入れてから重曹水につけることで、より軟らかく仕上がります。

 かむ力が低下する時として、“初めて入れ歯を入れた状況”も考えられます。

 入れ歯は自分の歯と異なり、歯茎の上にのっている状態なので、今までの自分の歯と同じように力を入れることが難しくなります。慣れるうちにかむコツを覚え、かめるようになってきますが、“入れ歯を入れて間もない時”などにも、この「かみやすい調理方法」はお勧めできます。

[作り方]

〈下準備〉

《イカの 浸漬(しんせき)

(1) 冷凍ロールイカは、薄皮があれば取り除き、格子状に切り込みを入れる。

(2) (A)の材料をよく混ぜ合わせ、(1)のイカとともにポリ袋などに入れる。冷蔵庫に入れ、半日~1日おく。

(3) ポリ袋から出し、水でやさしく洗い流し、各料理に使用する。


《イカの酢みそかけ》

(1) 重曹水に浸漬したイカは、水で洗い流したあと、食べやすい大きさに切る。ホウレンソウは2cm程度の長さに切り、軟らかくゆでて水気を切る。

(2) 沸騰した湯に(1)のイカを入れさっとゆで、ざるなどにあげて水気を切る。

(3) (B)の調味料をよく混ぜ合わせる。酸味が気になる時は、電子レンジ(500W)で1分程度温めると、まろやかになる。

(4) (2)のイカ、(1)のチンゲンサイを器に盛り、(3)の酢みそをかけて出来上がり。

 ※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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