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大人も子供も意見交換出来る場所

由翼希(ゆうき)※知的障害者当事者

一昔前なら「20歳から大人」・現在にいたっては「18歳から大人」という論争がある通り、「大人から見た子供」・「子供から見た大人」は、ヒトそれぞれに考え方や気持ちがあるモノだと思います。やっかいなのは自分自身でも障害者のでは無いかと子供自身が思っている場合、大人のヒトはただあからさまに自分自身が思っている事を子供に言わず、何と無くで良いと思うので彼らがどういう時に生き辛さを感じるかをそれなと無く聞き出せると良いと思います。「言い方が分からなくなるなら暴言を吐く」・「手振り素振りが分からなくなるから暴力をふるう」という考え方をすれば、恐らくグレーゾーンの低迷期を生きにくさを解消出来ると思います。ぜひお互いに無理せずに意見交換出来る場所を見つけて話し合ってみましょう。もちろんゆっくり焦らずに。

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閉鎖社会で多い反抗挑戦性障害の「大人」達

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

「度を過ぎた不器用な愛情表現」「過度の思い込み」というのがしっくりくるでしょうか?
進学校や医学部にも結構いますね。
過度のプレッシャーを感じて自閉症様の表現を示す人間。

普段の我慢や、目にする情報や仕事、人間の偏りの影響が、はけ口になりうる他人に暴発し連鎖する。
パワハラやセクハラの一部もそうでしょう。
コミュニケーションの標準値や幅を思い描けば理解も早いと思います。

この子の問題の根源は親の問題も一緒でしょう。
両親ともに他人に厳しく自分に甘い。
浮気はした方に問題がある場合もありますが、される方の人格や行動、もっと根底的な社会構造に問題がある場合もあります。
「そもそも人間は弱く、寂しがり屋」「大人は仮面をつけた子供」という理解が不足しています。
今の日本社会は一夫一妻ですが、そうでない社会もあり、生物学的にはむしろ珍しいものです。

この子は両親に甘えられないから、むしろ、他人であるはずの教師や同級生に自我の暴走を表出させています。
過ちを認めていないわけではなく、認めるとさらに攻撃されるのではないかという潜在的認知・恐怖が、彼に表面上の理解能力の乏しさを伴う攻撃的な態度を取らせているのでしょう。
そんなこと、普通の教師にはわからないことかもしれません。
一方で、誰しも他人の全てを理解し、受け止めるのは、難しいことで、発達障害の大きなレッテルの重みも含めて処遇を考える必要があります。
(昨今の大災害のPTSDの影響も含めて、難解です。)

何処までも寄り添うのが正しいわけではありませんが、背景事情を読み取り、この子なりの人生の修正を考えてあげられる社会になるといいですね。
往々にして、こういう子の親は金銭的に極端な状況が多く、単純な隔離がベターな回答にならない複雑さがあります。
一方で、頭の柔軟な子供の方が「大人になる」方がまだ簡単である難しさがそこにあります。

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