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歯科訪問診療(1)食べて生きる気力養う

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歯科訪問診療(1)食べて生きる気力養う

食事中の座間さん(中央)に聴診器を当て、のみ込む時の音を聴く金剛寺さん(右)(7日、千葉県柏市で)

 千葉県柏市の座間由紀子さん(64)は毎週1回、金剛寺歯科クリニック(柏市)院長の金剛寺高宏さんの訪問診療を受けている。20年ほど前から体が動かなくなる難病を患う。

 7日朝、金剛寺さんは座間さんの自宅を訪ね、口からきちんと食事を取れているかチェックした。

 メニューは、梅がゆ、エビ、ホタテ、イカの刺し身、カボチャのスープ、温泉卵などだ。

 夫の一博さん(64)が、のみ込みやすいよう細かく刻むなどして作った。ヘルパーがスプーンですくって口に運ぶと、座間さんは、舌で味わうようにしながら、慎重にのみ込んだ。

 金剛寺さんは首に聴診器を当て、のみ込む時の音を確認した。「前より(食べる)ペースはいい。安心して楽しんでください」。座間さんはうれしそうな表情を見せた。

 座間さんは2013年、前歯のかぶせ物の見た目が気になり、治療を希望した。ふだんの訪問診療を担当していた医師が柏歯科医師会に相談。金剛寺さんに来てもらうことになった。

 歯の状態を調べたところ、虫歯や歯周病があり、治療した。口からきちんと食べられているかどうかも確認し、注意深く見守っていくことにした。

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