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川崎病のいま(5)医師連携で念願の出産

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 「前は体調が悪くても無理をしたけど、今は一人の体ではないんですよね」

 埼玉県の吉川梓さん(41)が、公園で遊ぶ3歳の娘を見つめて笑う。川崎病の後遺症と生まれつきの聴覚障害がある吉川さんに、娘は体調を気づかい、ゆっくりサインを交えて話してくれる優しい子に育っている。

 吉川さんは小学1年の時、川崎病にかかり、心臓の冠動脈にこぶができる後遺症がある。狭心症や心筋 梗塞こうそく を防ぐため、血を固まりにくくする薬を飲み続ける。

 24歳で結婚。子どもの頃から通う日本大学板橋病院の医師から「出産を考えるなら、早くから準備した方がいい」とアドバイスされた。自分の体の弱さや後遺症を考えると、子育てに自信が持てない。当時は真剣に考えられなかった。

 「子どもがいたら……」という思いは年を重ねるにつれ、自然に膨らんだ。35歳の時、子宮筋腫の手術を受け、妊娠に向けた調整が始まった。

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