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教えて!ヨミドック

ニュース・解説

流行のリンゴ病 どんな病気?

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大人は発熱や関節痛

流行のリンゴ病 どんな病気?
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   リンゴ病。かわいい名前だね。

  ヨミドック  両頬が赤くなるのでそう呼ばれます。正式には「伝染性紅斑」。ウイルスが原因で発症します。患者のせきやくしゃみなどの 飛沫ひまつ を近くで浴びたり、ウイルスが付いている物に触れた手で目や口など粘膜をこすったりすることで感染します。

   流行期なの?

   昨年の今頃と比べると患者数は約10倍です。国立感染症研究所によると、2月4~10日での小児科1か所当たりの患者数は、0.57人でした。過去10年の同時期と比べても、最多の水準です。

   両頬が赤くなるだけ?

   最初の数日はせきや鼻水、発熱など風邪のような症状。10日から2週間ほどすると、赤い発疹が頬や手足に現れます。発疹は1週間前後で消えます。

   子どもの病気?

   9歳以下に多く、子どもの頃に感染すると免疫ができます。大人でも感染する人はいます。

   大人も頬が赤くなっちゃうの?

   頬に発疹ははっきり出ず、関節のひどい痛みを訴える人が多いです。リウマチを疑って受診する人もいます。発熱や頭痛なども子どもより重いです。

   治療法は?

   特効薬はありませんが、たいていは自然に治ります。薬でかゆみや痛みなどを抑える場合もあります。妊婦がかかると、胎児に感染し、流産や死産する可能性があり、注意が必要です。

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   インフルエンザのようにワクチンを打っておけば、予防できるかな?

   ワクチンはありません。発疹や関節炎などが出る頃には、感染力は弱まっています。感染してすぐの、風邪に似た症状の時に、伝染性紅斑だと気がつかないまま、感染を広げている可能性があります。

   感染を防ぐには?

   帰宅時や食事前、手指を丁寧に洗ってください。アルコール消毒が効果的です。流行期は人混みを避けましょう。妊婦の人で疑わしい症状がある場合は、産婦人科医に相談してみてください。

 (安藤奈々/取材協力=岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長、堀賢・順天堂大学教授)

 ヨミドックは読売新聞の医療介護サイト「ヨミドクター」のお医者さんキャラです。

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