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国産初の「遺伝子治療薬」製造販売、厚労省部会が条件付きで了承

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国産初の「遺伝子治療薬」製造販売、厚労省部会が条件付きで了承

 厚生労働省の専門部会は、遺伝子を薬として体外から加えて病気を治す国産初の「遺伝子治療薬」の製造販売も、条件付きで了承した。

 大阪大発の創薬ベンチャー「アンジェス」(大阪府茨木市)が開発した脚の病気の治療薬「コラテジェン」で、新たな血管を生み出すたんぱく質(HGF)を作る遺伝子が主成分。糖尿病による動脈硬化などで脚の血管が詰まり、 壊死えし や潰瘍を起こす病気に使用する。対象患者は推計で年間5000~2万人。

 患部の筋肉に2~3回に分けて注射する。阪大病院などで患者24人に投与した結果、うち13人で潰瘍が治る効果を確認した。目立った副作用はなかったという。今後5年間で、投与した120人と投与しない80人を比較し、有効性を評価することを正式承認の条件とした。

 アンジェスは1999年、阪大の研究者らが中心となり設立。2008年にコラテジェンを承認申請したが、データ不足でいったん取り下げ、昨年1月に再申請していた。

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