文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

リングドクター・富家孝の「死を想え」

医療・健康・介護のコラム

70歳を過ぎて身近になった死

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

避けられない死を受け入れる

 現在、私は、降圧剤の薬を3種類と、血液をサラサラにする薬を服用しています。枕元には血圧計を置いて、いつでも測れるようにしています。また、糖尿病の気もあるので、血糖値を下げるために、2種類の薬を飲み続けています。食生活も昔とは変え、炭水化物を取りすぎないように夕食にはご飯を控えています。

 このように健康に留意していても、やがて死は確実にやってきます。私たちは自分の死に方を選べません。私の場合、再び心臓病を起こして死ぬのか、ガンで死ぬのか、老衰死(自然死)するのかわかりません。避けられない運命ですから、死を受け入れるという気持ちも大切だと感じます。どのような心持ちで人生の最期を迎えるのがよいのかも、この連載を通じて考えていきたいと思います。

 最近は、90歳まで長生きした岸信介元首相の言葉に納得しています。

 「転ぶな、風邪を引くな、義理を欠け」

 転倒して寝込んだりすれば死は近づきます。風邪は万病の元です。ですから、この二つに注意し、あとは義理の付き合いを減らすのです。よく長生きの 秘訣(ひけつ)と言いますが万人に共通するとしたら、この三つではないかと、最近、つくづく思うのです。(富家孝 医師)

2 / 2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

fuke-takashi-prof200_v2

富家 孝(ふけ・たかし)
医師、ジャーナリスト。医師の紹介などを手がける「ラ・クイリマ」代表取締役。1947年、大阪府生まれ。東京慈恵会医大卒。新日本プロレス・リングドクター、医療コンサルタントを務める。著書は「『死に方』格差社会」など65冊以上。「医者に嫌われる医者」を自認し、患者目線で医療に関する問題をわかりやすく指摘し続けている。

リングドクター・富家孝の「死を想え」の一覧を見る

コメントを書く

※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。

※個人情報は書き込まないでください。

必須(20字以内)
必須(20字以内)
必須 (800字以内)

編集方針について

投稿いただいたコメントは、編集スタッフが拝読したうえで掲載させていただきます。リアルタイムでは掲載されません。 掲載したコメントは読売新聞紙面をはじめ、読売新聞社が発行及び、許諾した印刷物、読売新聞オンライン、携帯電話サービスなどに複製・転載する場合があります。

コメントのタイトル・本文は編集スタッフの判断で修正したり、全部、または一部を非掲載とさせていただく場合もあります。

次のようなコメントは非掲載、または削除とさせていただきます。

  • ブログとの関係が認められない場合
  • 特定の個人、組織を誹謗中傷し、名誉を傷つける内容を含む場合
  • 第三者の著作権などを侵害する内容を含む場合
  • 企業や商品の宣伝、販売促進を主な目的とする場合
  • 選挙運動またはこれらに類似する内容を含む場合
  • 特定の団体を宣伝することを主な目的とする場合
  • 事実に反した情報を公開している場合
  • 公序良俗、法令に反した内容の情報を含む場合
  • 個人情報を書き込んだ場合(たとえ匿名であっても関係者が見れば内容を特定できるような、個人情報=氏名・住所・電話番号・職業・メールアドレスなど=を含みます)
  • メールアドレス、他のサイトへリンクがある場合
  • その他、編集スタッフが不適切と判断した場合

編集方針に同意する方のみ投稿ができます。

以上、あらかじめ、ご了承ください。

最新記事