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はしか患者、今年に入り167人…三重・大阪で流行

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はしか患者、今年に入り167人…三重・大阪で流行
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 国立感染症研究所は19日、最新の麻疹(はしか)の患者数を発表した。今年に入り167人に上っている。厚生労働省は、発熱や発疹の症状がある患者を診察する際には、はしかの可能性を念頭において注意するよう、全国の自治体を通じて医療機関に通知を出した。

 発表によると、同時期の患者数では、2009年以降で最多のペースで増えている。都道府県別では三重県の49人、大阪府の47人が多い。東京都11人、神奈川県6人などとなっている。

 三重県では1月初旬に患者が出始めたが、2月1日に届け出があった49人目以降、新たな報告はないという。大阪市内では百貨店でバレンタインフェアの従業員と客計19人の感染が確認され、大阪府茨木市の「大阪府済生会茨木病院」では医師を含む10人が感染する院内感染が起きた。また、はしかに感染した40歳代女性が今月8~10日に、新幹線で新大阪―東京間を往復したことも判明している。

ワクチンによる予防が有効

 はしかは、ウイルスの感染から約10日後、発熱やせき、くしゃみなどの風邪に似た症状がみられる。その後、39度以上の高熱や発疹が出て、4日程度続く。

 感染力が強く、患者のくしゃみなどのしぶきが乾燥すると、ウイルスを含んだ微粒子が空気中に漂い、それを吸い込んでもうつる。手洗いやマスクでは防げない。免疫のない人はほとんどが発症し、治療薬はない。ワクチンによる予防が最も有効だ。感染拡大を防ぐため、疑わしい症状がある場合は、受診前に医療機関に連絡する。妊娠中はワクチンの接種ができないので流行中は外出は控える。

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