ごぼう先生のイス健康体操2.0
医療・健康・介護のコラム
「大人のための体操のお兄さん」はこうして生まれた!
介護の「ご」、予防の「ぼう」で、ごぼう先生と申します。徳川家康の誕生の地、愛知県岡崎市に1985年に生まれました。今回が連載のスタートとなりますので、自己紹介をさせていただきます。
28歳で独立し、デイサービス開設
28歳の時に株式会社GOBOUを設立。喫茶店のような地域密着型デイサービス「リハビリカフェ倶楽部 岡崎店」を開設。現在も出張以外の日は、毎日、現場に顔を出します。
支援や介護が必要なおじいちゃん、おばあちゃんと日々、生活を共にしながら研究していることは「笑顔づくり」です。国内にとどまらず、海外の高齢者の笑顔をつくりたいと夢を発信していたら、今年、ZOZOTOWN・前沢友作社長からの「お年玉当選者」になりました。
介護事業の他、鍼灸師として往診をしています。講演やイベント出演、研修など、2018年は全国各地にて講師のご依頼を60本いただきました。17年にキングレコードからDVDデビュー。自社制作でもDVDを10種類。Amazonや楽天などで介護事業所に向けた自社製品を販売しています。
YouTuberとしても動画を投稿しています。そして、このコラム記事のお仕事も。全てに共通することは、「高齢者の笑顔」です。
「野菜で例えるならゴボウだな」と妻が…
よく、質問されることがあります。「どうして、ごぼう先生なの?」。冒頭で自己紹介したように、介護予防からきています……というのは、実は後付けなのです。
子供ための体操のお兄さんお姉さんは存在しているのに、どうしてシニアのための体操のキャラクターがいないのか。私は24歳の時に、その存在の空白にチャンスを感じました。
そこで、人の名前は覚えにくい、だったら印象に残るキャラクター名を名乗ればいい、と考えた結果、嫁さんの「野菜で例えるならゴボウだな」という一言に、「牛蒡を知らない日本人はいない!」と雷が落ちた感覚になりました。
グーグルで調べても、まだこのニックネームでは検索されていない!と喜びに満ちて、ニヤついたことを今でも覚えています。「大人のための体操のお兄さん」として、イスに座ったままでしか体操をしないキャラクターが誕生した瞬間です。
ブルーオーシャンを感じながらスタートした当時。6年がたった今日も、誰からも追われている気持ちはありません。
理由は三つあります。20代で介護事業所を始めたこと。SNS(情報発信)が趣味と言えること。2万5000人の前で体操を実践していること。この3つを掛け合わせた自分のような人間は、唯一無二の存在だという自信があります。
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